心地よい一日  2016/08/30

風の通る駅(弥生台駅)

暑い夏もやっと峠を越えて、そろそろ長月(9月)。。。
ふぅ・・・・

先日、暑さでグダグダになって駅にたどり着くと、プラットフォームが思いのほか心地よかった。
日差しを遮る屋根の下で椅子に腰をかけると、背中から涼しい風が・・・
風はどうやら「北」から吹いている。
駅にたどり着くまでは、風などなかったのに、おや?・・と、思い、駅の構造に目が行く。

その駅は、線路を中心に、両側に上りと下りのプラットフォームがありその上に大屋根がかかっている。(ま、普通)
線路上は、青空が見えて屋根は無い。(これも、普通)
線路を背に反対側は、壁が無くて樹木が見える。
駅自体はすり鉢状になっていて、つまり山を削って線路を通したので、プラットフォームは谷になっている。法面には、桜が植えられていて、緑化されている。

ここで、もしや?と思い、反対側のホームに行くと、そこにも涼しい風が流れていたが、そこは「南」からの風だった。つまり、プラットフォーム(谷)に向かって涼しい風が流れ込むような構造であった。

この微気候、意識して作ったとするとなかなか優れた構造である。
相鉄弥生台駅。(夏限定だけど)

プラットフォーム
画:hiromichi yasuda

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