日本は靴を脱ぐから、玄関に靴がたまる。
狭い玄関では、靴が邪魔になって「外開き」の玄関扉が多い。
その点、西欧では「内開き」が多い。
エントランス(entrance)の「en」は、中に(どうぞ〜)って意味。
つまり、「いらっしゃい」とお客さんを中に招くのを前提に考えている。
それと全く逆だけど、侵入を拒否すること、つまり防犯も必要。
実は、この二つを満たすのは「内開き」のほうが良い。
日本では玄関狭小問題に加えて、雨、風、ホコリなど、シャットアウトする機能が必要。それには外開きが適している。