建築まめちしき  2016/04/10

建物の内と外の話

設計をする時、どんな建物でも必ず悩む事がある。

それは「インテリアと外観の大小」問題。

どういう事か?

 

インテリアは一般的に広く要求される事が多い。要望を聞いているとどんどん広くなる。予算も考えずに、どんどんどんどん。

他方、外観は、お施主さんからの要望があっても無くても、大きくならないように配慮している。

uchitosotoお隣さんとの関係もあるのだけれど、敷地パンパンに建物を建ててしまったら、通風、採光、音の問題で、自分にとってもお隣さんにとってもマイナスになる。

つまり、部屋は大きく、建物は小さく・・・・これを僕は「インテリアと外観の大小」問題と命名している。

その矛盾を解決するのが「設計術」。

人間だってそうでしょ?

懐や器は大きくて頼りがいがあって、でも他人に対しては謙虚な人・・・っていいじゃないですか?

 

僕は、そんな[建築をめざして]いる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA