先月の健康診断で、久しぶりに胃がん検診を受けた。
胃がん検診は、内視鏡で胃の中を覗き込む方法と、バリウムを飲んでX線写真と撮る方法とがある。僕はバリウムのほうを選んだけれど、そのため検査の日から数週間、腸の不調に悩む事になった。
(検査結果自体は事なきを得たのだけど・・・)
腸内フローラと言われるように腸にはいろんな細菌がいるらしい。その数100兆個とも1000兆個も言われていて、大腸菌は最も有名だけれど全体の0.1%にも満たないそうだ。
ちなみに、宿主(人体)の腸内環境を整える意味で腸内細菌は大切な役割を果たしていてる。
さて、話を戻すと、バリウムでのX線検査は、撮影後「下剤」を飲まなければいけない。
下剤は、バリウムだけでなく残っていた便も今まで共生してきた腸内細菌も、なにもかも奇麗に洗い流してしまった。
というわけで、まさに、「ミソもクソも一緒」に流してしまったようだ。
画:hiromichi yasuda