川崎にある民家園は好きで、よく行く。 古民家を見て思うのは、昔の人は、すきま風の入る家でしかも壁一枚、厳しい冬はさぞや大変だったろうな、と思う。 ここに「菅原家」というのがあるのだけど、この住宅、夏と冬で衣替えをする。 山形の豪雪地帯にあった住宅だけど、移築されてここ川崎に来た。 冬には茅で壁を包むのだそうだ。 まるで、茅のコートを一枚羽織るように。 雪よけという意味合いらしいけど、僕は「断熱効果」じゃないかとよんでいる。 *普通の状態 *藁を羽織った状態