設計事務所で重要な仕事の一つに「模型制作」がある。
模型の種類も幾つかあって、僕の事務所はこんな感じ。
1)初期・土地の起伏や周辺の建物を含んだ模型(1/200〜1/1000程度)
2)途中段階・インテリアまで含めた模型(1/50〜1/200程度)
3)終盤・ディテールや素材感を含んだ模型(1/10〜1/50程度)
なぜ、こんな手順を踏むかというと、それぞれの段階でチェックする点が微妙に違ってるから。勿論、いつもこんなに理路整然とは進まないのだけども。
結局、模型を作るのは「頭の中の想像物を外に出す」作業なんですね。
文章もそうだし、絵も音楽も・・・創作活動では、何はともあれ一度「外に出す」。
そうすると、考えがよりクリアになるし、他人にも伝わるし。
クヨクヨ考える事があったら、一度「外に出す」ことをお勧めしますよ。