匂いのしないトイレ
公衆トイレに入ると、ぷ〜んと匂うアンモニア臭。
これが嫌で、できたら使いたくないと思う人は、僕だけではないでしょう。
これまで、何度か公衆トイレを設計する機会があって、この匂い問題はいつも課題の中心に据えてきました。
今回もその課題に応えるべく設計を進めましたが、それ以外にも、外観の佇まいや日陰を作る庇の存在などを検討して形を決めました。


まず、空間上部に開口を設けて、自然換気をとります。
「風と光のトイレ」で試みた高窓からの、通風と採光は、今回も試みています。高窓はポリカーボネーに角度を設けてルーバー状に貼ることで、換気と採光を同時に獲得しています
加えて、今回は、基礎部分に一部隙間を設けて、足元からも、通風を試みています。

見た目にはわかりませんが、中に入ると膝下部分で微風が流れているのがわかります。 掃除後の床が濡れた状態でも、これによってすぐに乾燥し、アンモニアによる雑菌の増加を防ぎます。 (これが意外と匂い問題には効果絶大)

外壁は、周辺状況に合わせて、錆色の下見板貼りとして、公園内に馴染ませています。

いかがでしたか?
不明点はお気軽にお問合わせください。
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どうぞ、じっくりご検討ください。








