心地よい一日  2020/01/30

横浜国立大学卒業設計

先日(1/28)、横浜国立大学の卒業設計発表会に参加した。皆さん力作で、大学生活の最後の1年を設計に費やしているそのエネルギーには敬服する。

毎年、卒業設計はその時代を鏡のように反影しているけれど、今年もその傾向が見られた。
要約すると未来は自分たちで変えられるということを本気で信じている。しかもそれを[自然体]で発信している・・・・

社会を変える事を大上段に言う(例えば全共闘とか)でもなく、ニヒルに構える(例えば内向の世代とか)でもなくて、普通に等身大で[あるべき未来]について語っている。

設計を生業とする一人としては制約だらけで閉塞感を感じる社会ではあるけれど、それでも素直に爽やかに社会と向き合っている学生を見るのは気持ちがよい。記憶に残ったものはそんな提案だった。

若者達が、自分たちの時代作っていく事に衒いが無く、率直に語り始めているのを聞く事が出来て、まさに「心地よい一日」だった。

画:hiromichi yasuda

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