更新情報  2019/11/20

道作古墳群の東屋

先日、私の事務所で設計した「道作古墳群」の東屋を見てきた。
2010年に竣工しているから、もうじき10年になる。

当時は民間の土地であり、手続きの複雑さや地権者の思惑などいろいろあって竣工時は屋根が無かった。
しかしその後、この東屋がきっかけとなり、周辺は「道作古墳群」として整備され、5・6年程前に東屋の屋根も取付いた。
地元のNPO(小林すみよいまちづくり会)の地道な活動によるところが大きかったとも聞いている。

設計時は苦々しい思いもしたが、こうして古墳群のランドマークとなったこと、いまでは行政も大切に扱って頂いている事を実感して、なんとも感慨深かった。
2010年ー竣工時1 周辺は雑木林であった。 2010年ー竣工時2 正面には前方後円墳がある。2010年ー竣工時3 正面には前方後円墳がある。

2019年 周辺が整備された。前方後円墳は、発掘が行われている。  2019年 屋根が取付き、東屋として完成していた。 2019年 上の垂木と下の化粧垂木の二重構造としたので、化粧垂木が浮いて見える。(実は化粧垂木も構造である)

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