心地よい一日  2019/04/01

共同住宅のリノベーション

昨日、共同住宅のリノベーションの打合せで、東北工業大学の新井さんの御実家を訪問。オーナー住宅併用の共同住宅で築46年のRC造。当時の施工がしっかりしていたようで、躯体は良好だった。
今回、依頼されたのは、入居者の入れ替りを期に、古くなった貸室の内装設計である。

新井さんは建築計画学で街づくりを専門とされており、仙台での復興公営住宅でのコニュニティ作りにご尽力されてる。その関係もあり、実家の共同住宅も街づくりのきっかけになるような事を構想されていた。
震災以降、”コニュニティ”が見直されているが、まだまだ途に就いたばかり。街づくりは息の長い話である。

今回のリノベーションが一室の内装に留まらず、何か街に貢献するような広がりが生まれると面白い。設計がどのように貢献出来るかも含めて、新しい展開がありそうで楽しみである。

追伸
打合せ後、ご馳走して頂いたが、お母様が作ってくれたお赤飯は本当に美味しかった!

画:hiromichi yasuda

 

 

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