ここのところ、週末は浜松の実家に帰っている。
母親が大腿骨のあたりを骨折。リハビリも含めて2ヶ月強の入院と診断された。
独り残された父親は、食事等、世話を必要とする年齢になってきて、身近に誰かいるとよい。
高齢の夫婦というのは片方が不在となると、かろうじて保っていたバランスが崩れてしまう。
でも1つよい事もあった。これまで父親の話をゆっくり聞く機会も無かったので、これを機に話を聞くといろいろ語ってくれる。
父親が若いとき、周囲の反対を押し切って鳥飼(養鶏業)を始めた時の話は面白かった。養鶏を始めてまもなく卵の品評会で金賞をもらったとか。で、それを期に周囲が黙ったと。・・・・ふん! ざまあみろと。
「ふん、ふん、それで?」と聞いていると、武勇伝のようにどんどん父親の語気が荒くなっていく。
ま、それだけ元気なら、まだまだ大丈夫だ。