心地よい一日  2018/09/12

本の読み方が変わった

ここ数年、小林秀雄の「本居宣長」を継続的に読んでいる。
読み始めて、3年になる。毎回通読しているので、10回ぐらい通読したと思う。(もっとかも)

イロイロな本の読み方をして来たけれど、これだけ何度も繰返し読むのは初めてだ。

小林秀雄は、そのなかで同じ本を何度も読む効用を言っているけれど、確かに何度か読むうちに新しい発見があって「判る」という階段を少しずつ登っている気がする。

読書の喜びを含めて、みんなに勧めたいのだけれど・・・・時間もかかるし、誰も真似しないだろう。
そんな複雑な思いをしていると、上手いこと代弁してくれる言い方があった。

「一度、騙されたと思ってやってみないか?」

追伸
そういえば、村野藤吾さんも「資本論」を繰返し読んでいたらしい。

画:hiromichi yasuda

 

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