心地よい一日  2018/07/09

子供の表情

1歳8ヶ月になる息子を見ていると、いろいろ教えられる。

近頃言葉を覚え始めて、こちらが単語を伝えると理解したものはおうむ返しで答えるようになった。
バナナと言えば、「ばなー」と言ってバナナを指差し、メロンといえば、「めおん、めおん」と繰返す。

言葉を覚えると共に、表情も豊かになって、
「カギ取って来て」、と言えば、その場所に行って、「あった」と言って拾い上げ、ニッコリする。
その拾い上げた鍵を無理矢理取上げようとすれば、怒った表情でわめく。
喜怒哀楽は、既に表現出来るようだ。

先日、彼にとって初めての(知らない)言葉を伝えると、一瞬無言になって、何か約束が違う、というような表情を見せた。
バナナでもメロンでもなく、キュウイと伝えたところ、無言で、しばらく遠くを見つめ、何か懐かしいものでも見るような、何とも言えない表情をした。(これがまた可愛いのだが・・・)

1歳8ヶ月とはいえ、人間には喜怒哀楽以外にも感情がある事を、その表情で教えてくれた。

画:hiromichi yasuda

 

 

 

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