心地よい一日  2016/06/24

建築士定期講習

建築士は定期講習を3年以内ごとに受講しなければなりませんよ、ということで、先日行って来た。

あの、アネハ事件以来、建築士の倫理規定が厳しくなって始まった制度。

 

講義が始まると講師の先生はテキストを棒読みするだけですぐに飽きてしまった。高い受講料払ってるんだからもうちょっとサービス精神があっても良かろうに・・・

予備校の人気講師の講義を一度でも聞いてみたらどうだろうか? とまあ、贅沢言っててもしょうがないけど・・・

そんな中でも配布されたテキストをちらほら見てると、なるほどと思えるところがあった。

 

大きく2章立てになっていて、第1章は、法令が中心で、第2章は、職業倫理と最近の動向の説明が中心である。

特に、第2章2節の「最近の新技術・最近の重要技術項目等」は、今建築が向かうべき方向を示していた。

国交省のお役人さん的な視点ではあるけれど、現在、建築を作る上で考えなければいけない問題?が客観的に並べられている。

まず、ユニバーサルデザイン(計画系技術)に始まり、省エネルギー技術(環境系技術)耐震技術(構造系技術)建築物の維持修繕の技術、と続く。

いわゆる「ベタ」な技術の話ではあるけれど、今の建築の閉塞感を抜ける鍵はその辺りから見つかるのではないか、と思っている。

考える

画:hiromichi yasuda

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA