最近、街中で車いすの人をよく見かける。
そう思って見ていると、白杖を持った人等も気になるようになった。
幾つか理由を考えてみたのだけれど、
1)身障者の人が増えた。(高齢化の進行も含む)
2)身障者の人が街に出やすくなった。(街のバリアフリー化・器具の進歩など)
3)自分の意識の変化。(最近の関心事項なので、より目につくようになった)
そんな事が気になると、「成人・健常者」ではない人にとって、街がなんとも使い難いのがよく解る。
街(道路、歩道など)や建築の設計も含めて、いままでは「成人・健常者」を標準に設計してきた。
医療や福祉等、「成人・健常者」を標準とする社会の制度設計が限界に来ているのと同じで、都市や建築も「成人・健常者」を標準とする設計に無理がきている。(というか、みんなが使える楽しい街や建築に成らない。)
[ユニバーサルデザイン]が益々重要になるように、建築でやる事はまだまだある。